父の怖い顔
父の病室へむかった。
何事もなかったように
父と話をして
その日はすぐに帰った。
女は…父に今日の事を
言うだろうか…
女の甘ったるい声が
頭から離れない。
イライラする声。
何年たった今でも
顔は思い出せないんだけど
声だけはなぜか忘れない。
それから2日くらいたってから
また父の所にお見舞いに行った。
病室に入って、私達の顔を
見た父の顔がみるみる
険しくなった。
父「彼女に色々と言ったみたいだな」
私「言ったよ。」
父「なんでお前らが彼女にそんな事言うん
だ!二度と彼女に文句を言わないで
くれ!」
物凄く怖い顔で怒る父。
今までほとんど怒られた事が
ないのに…こんな怖い顔みたこと
ないのに…女の事となると
こんなにも怖い顔をするのか。
私はただただ悲しかった。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。