どうする事も出来ない
父に女がいたのが分かったけど
父にその事を問い詰める事は
出来なかった。
母が知らないなら、わざわざ私が
話して事を大きくするのも、母を
悲しませるのも嫌だった。
どうする事も出来ないし
それに不倫してる父でも、やっぱり
嫌いにはなれなかった。
妹ともその話はしなかった。
まだ中学生の妹にその話は
出来なかった。
だけど妹も薄々は感づいていたんじゃ
ないかと思う。
電車で会ったのが私ならまだしも
まだ中学生の妹が会ってしまった。
しかも手なんか振って!
頭おかしいんじゃない?
そんな腹立たしい感情はあったものの
母は気づいてないし、私さえ黙っていれば
平和だと思っていた。
そして何年か月日はたっていった。
平和な毎日だった。
もしかして別れたかも?
なんて思っていたし
母も何も気づいてないと思っていた。
だけど…母は気づいていた。
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