不倫のDNA

父が不倫してた昔の話し。

次の日…

次の日、…家に帰ってから

妹に昨日の出来事を詳しく

聞いた。


隣の親戚の家に駆け込んで

親戚のおばさんに事情を話し

おばさんと一緒にまた家に

戻ったんだよね。それで玄関で

何度かおばあちゃん呼んだらさ

おばあちゃんが部屋から出てきた

のよ。


「あ〜…妹ちゃんか…

 おばあちゃんずっと寝てて

 気付かなかったよ」


「えっ!何度も呼んだんだよ。

 大丈夫なの?」


「大丈夫だよ…寝てただけだから」


「返事ないし、部屋真っ暗だし

 何かあったかと心配したよ。」


「ごめんごめん…寝てたんだよ」


…って言うんだけどさ、何か変だからさ

部屋のドアをバ!って開けたのよ。

そしたらさ、ペロがさ、ベッドと壁の

隙間に体育座りしてうずくまってたのよ!


ペロとは…近所に住む菊池さんと言う

お爺さん。おばあちゃんと同じく

75才くらいで、うちのおじいちゃんが

生きてる頃からよく家に遊びに来てた人。

なぜか私達はペロ菊池と陰で呼んでいた。


車の運転もまだしていたから、よく

おばあちゃんのアッシーをしていた。

ちなみに…奥さんいます。