不倫のDNA

父が不倫してた昔の話し。

彼女に頼む。

それから少しの間、父は

家で過ごした。

お正月も家で過ごす事が

出来た。


お正月が過ぎた頃、私は

インフルエンザにかかって

しまい2週間くらい寝込んでしまう。

かなり大変だった。私が少し良くなって

きた頃、今度は夫にもうつり

夫が寝込んでしまう。私もまだ

本調子ではない為、本当に大変だった。


その頃、母も体調を崩し

入院してしまう。看病疲れと

女の事で心身ともに疲れて

しまったのだろう。


ただ、そうなると父をどうしよう。

そうだ、彼女に頼もう!

って事で、彼女に迎えに来て

もらって父は彼女の家に少しの

間行ってもらった。


なんか、この頃は母も私も妹も

みんな疲れてしまっていて

思考回路もどうかしていたと思う。

それと同時に、余命3ヶ月しか

ないなら好きなようにさせて

あげよう。みたいな感じになった。

余命

退院たけど父の具合は

悪かった。


退院してから2ヶ月ほどたった時

先生から話しがあると言われ

病院に行った。

父はすぐ隣の部屋で点滴を

受けていた。


先生から、余命3ヶ月ですね。

って、普通な感じで言われた。

しかも大きな声で。

隣の部屋といっても、カーテンで

仕切られてる感じだから

聞こえてるんじゃないかと

ヒヤヒヤした。


でも聞こえてなかったみたいで

良かった。夜、父が

俺、癌じゃなくて

本当に良かった…って言っていた。

そうだね…癌だったら大変だもんね、

良かったよね。って答えた。

父の姉達


父は3人の姉がいる。

二人は遠くに住んでいるけど

長女は近くに住んでいた。


私はその伯母に今回の件について

相談した。

一緒に怒ってくれると思ったし

女に一言、言ってくれるんじゃ

ないかと思ったから。


そしたら伯母は、

「別にいいじゃない。お見舞いに

 行きたい人は行けばいいし行きたく

 ない人は行かなくていいし。」


なんて言い出した。

私はびっくりして言葉が出なかった。


後に分かった事だけど…

この姉達は皆でお金を出し合い

弟を宜しくお願いします。と

女にお金を渡していた。

毎日病院に通って世話をしている

母には、宜しくお願いします

なんて一言もないし、有難うも

ないのに。


特にこの長女は問題で

自分も旦那に浮気され離婚

していた。いつも誰かの

悪口を言ってるような人で

本当に性格が悪かった。